個人間融資でしかお金が借りれなくて...
最近、ネット業界で流行っている個人間融資、個人同士でお金の貸し借りをする闇の個人間取引です。インターネット掲示板やTwitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタ)、LINE(ライン)などでやり取りが行われています。冷静に考えれば、危険なこととわかりそうですが、どこからも借りれなくて困っているときには、甘い言葉に魅せられ、心にグッときますよね。
個人間融資の掲示板では、例えばこんな感じの言葉で勧誘しています
- お金あるので、10万前後貸します
- 安全な個人融資です
- お金貸してくださいって人いませんか?ありますよ
- 金融ブラックでお困りの方
- ここなら絶対借りれます
お金に困っている時って精神的にまいっていますし、甘い言葉を見たら書き込んでしまう気持ちもわかります。しかし、これを信じてしまったら、闇の世界に片足突っ込んだようなものです。
もうすでに借金がある方もご相談ください。
ここなら他で借りていてもまだ借りれる可能性は高いです!
個人間融資掲示板に書き込むと...?
■ 個人情報を取られて...
融資先に目星をつけて、何回かやり取りをしていくうえで、免許証か住基カードなど顔写真が載っている個人を証明できるものの写メを要求されます。ここでまず、疑ってください!!
そんなに簡単に、見ず知らずの人に個人情報を渡しても大丈夫ですか!?そんなに簡単に、自分の情報を売らないでください。あなただけでなく、職場、家族にまで被害が及ぶ可能性だってありますよ。
途中で取引をやめても、個人情報は相手に渡ったままです。ネットが普及している現在では、とても危険なことです。
■ 先振込を要求されて...
ちゃんと返してもらえるか信用しがたいので、融資の前に少しだけお金を振込んでもらいたいという人もいます。いわゆる、先振込といって、ハッキリ言うと詐欺です。お金が必要で融資を受けたいのに、先に金を振り込めなんて馬鹿げた話!振り込んだものの、相手方と連絡が取れなくなりドロンされることだってあります!
絶対に乗ってはいけませんよ!
お金を借りるのにお金を振り込むなんて事は、絶対におかしいです。
■ 利息がとんでもない事に...
掲示板に書かれてあった利息と違うと思っても、時すでに遅し。
免許証や住基カードなどから、顔写真、住所、生年月日、勤め先などの情報を知られてしまっていますから。取引を止めようにも脅されて仕方なく借りたというケースも多々あります。
法務省所管の法律に、[ 利息制限法 ]というものがあります。異常な利息を取らない為の決まりごとで、法人に限らず個人同士の貸し借りであっても当てはまります。
以下が定めれている利息です。
借入額 | 利息 |
10万円未満の場合 | 20% |
10万円以上100万円未満の場合 | 18% |
100万円以上の場合 | 15% |
こうやってパーセンテージで見ても、実際にどのくらい支払う事になるのかわかりませんよね!?
ひと月で発生する利息は、簡単に求めることができるので、お金を借りようとしている時は、メモ紙等で計算した方が安心です。
計算式は、借りる金額(円)×金利(%)÷365日×借入期間(日数)
200,000×0.18÷365×5=2,959
30日後の金額は、202,959円になります。
[ 利息制限法 ]とは別に[ 出資法 ]というものもあります。正式名称は[ 出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律 ]といって、街の金融機関、消費者金融の利息に規制を設ける為に制定されました。
この出資法では、年109.5%を超える金利で行う営業貸付には10年以下の懲役または3000万円以下の罰金に処するとなっています。
さきほどの計算式で利息を計算すると、このようになります。
100万円×1.095÷365日×30日=9万円
30日後の金額は、109万円になります。とんでもない利息です!
どちらの法を用いるかによって、こんなにも差がでるなんておかしなからくりです。この利息については、詳しく調べたいと思います。損はしたくないですものね!!
利息には上限があります。もしも、とんでもない利息でお金を借りている...という方がおられたら、一度専門家にご相談ください。
■ 相手の連絡先がなくなっていた
相手方と連絡を取っているうちに、だんだん怖くなって、やっぱり個人間の融資はやめたいと思い、その旨を返信しようとすると...メールアドレス・電話番号が利用されていませんとなるらしいのです。こうなってしまっては、どうすることもできません。
こうやって、多くの方が犠牲になっているんです!
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